2010年7月30日金曜日

X01SCとフルスクリーン

私はqwertyキーボード付きのストレート端末が好きで最近X02HTからX01SCに乗り換えました。
気に入った点、いまいちな点をそれぞれ書いてみたいと思います。

気に入った点
・軽い!約104g
・バッテリーが持つ
・テンキーよりも入力がしやすい
・スマートフォンなので好きなソフトが入れられる

いまいちな点
・画面が小さい
・OSがマイナーなのでソフトが少ない

2.4インチと画面が小さいのが最大の欠点なんですが、
それ以上に狭く感じさせるのがWindows Mobile の上下にあるバーなんです。
それを強制的にフルスクリーンにしてくれるアプリがフルスクです。


これがあるため2.4インチの画面でも小ささをあまり感じません。
しかし他のアプリが起動しているときにこのフルスクを起動させないといけません。
これがかなり面倒です。
そこでこのサイトを参考にMortscriptを使って自動的にフルスクリーンになるようにしてみました。

Run( "\Program Files\JNTrainWM\JNTrainWM.exe" )
WaitFor( JNTrainWM, 3 )
Run( "\Program Files\FullSc.exe" )
Exit

これで.mscrファイルができました。Mortscriptをインストールしたあとに
このファイルをクリックすれば、アプリ(ここではJNTrainWM)を自動的にフルスクリーンにすることができます。

しかしたくさんのアプリをフルスクリーンにしようとしたら、アイコンが同じで区別が付きません。
そんな時にはMy Documentsにおいた.mscrファイルのショートカットを作って
"\My Documents\JNTrainWM.mscr"?\Program Files\JNTrainWM\JNTrainWM.exe,0
というように記述すればアイコンを変更できます。
このサイトが参考になります。
これでほとんどのアプリをフルスクリーンで使うことができます。


最後にフルスクリーンで使うことを重視して選んだ私がインストールしたアプリをかいておきます。

・UCブラウザ(ブラウザ。フルスクリーンモードあり)
・Egress(RSSリーダー。フルスクリーンモードあり。有料)
・青空子猫(青空文庫リーダー)
・EBpocket(電子辞書。Wikipediaもオフラインで使えます)
・CorePlayer(メディアプレイヤー。有料)
・JNTrainWM(時刻表アプリ)
・Offisnail Contact(電話帳アプリ)
・Offisnail Date(スケジュールアプリ)
・Offisnail Note(テキストエディッタ)
・Spb Backup(バックアップアプリ。有料)
・Terracrosser(地図アプリ。Googleマップをオフラインで使えます)
・tTakana(TODOアプリ)

2010年7月29日木曜日

二宮先生語録3 現代語訳

3.天照大神の開国の方法は、まさしく譲道にあるのである。
私の開墾法は、一両をもって荒田一反歩を開き、そこで出来た米を一石とする。
これを食べても譲たなければ、百年たっても、その田はもとのに一反歩であるのみである。
もしその九斗を食べその一斗を譲り、私の開墾法のようにすれば、60年後には田が相等な大きさになっているのである。
あるいはその二斗を譲り、あるいは三斗や五斗を譲れば、その数ますます大きくなり、天下の荒地を開き尽くすことが出来る。これが天照大神の開国の方法なのである。
大昔の世では、貨幣はなかったし、鋤や鎌もなかった。
それでも譲道一つで荒地を開くことが出来たのだ。
ましてや器財がそろっている今の世で、その荒地を開き、廃国を復興することに難しいことなどありはしないのである。

2010年7月27日火曜日

ソニーリーダー PRS-600 レビュー

私は活字が好きで最近電子ブックリーダーの値段が下がってきたので買ってみました。
そしてこのサイトを参考に日本語化をしてみました。



メニューは無事に日本語になりました。epubやtxtは文字化けしても読めませんでしたが
calibreを使ってlrfに変換すると読めるようになりました。
またRSSフィードを変換することも出来て便利だと感じました。

気に入った点
・タッチパネルが便利で特にページ送りが素晴らしい
・RSSフィードからニュースやブログをダウンロードできる
・バッテリーが持つ

いまいちだった点
・まだまだ重い
・画面が暗くて少し目が疲れる
・日本語が読めるファイルが限られる
・反応速度が遅い
・画像ファイルが読みづらい

電子ペーパーは目が疲れないという売りでしたが、
紙とは違って画面が反射するため少しは疲れると感じました。
しかし短時間であれば疲れないので、小説や文章というよりは新聞に向いていると感じました。

紙の本よりも安く上質な本がたくさん手に入るならば必ず普及すると感じました。
また新刊と古い本との違いがなくなり、古い本が見直されるのではないかと感じました。


2010年7月26日月曜日

二宮先生語録2 現代語訳

2.独り山野に生まれて周りに人間がいなければ、お腹が減れば食べ、喉が乾けば水を飲み、疲れれば寝て、目が覚めれば起き、穴に住んで、一身を養うだけである。他に欲求するものはない。これが自然のことである。
そこから今日得たものを明日に推し譲り、今月得たものを来月に推し譲り、今年得たものを来年に推し譲るようになる。
これが人道である。
天照大神は推譲によって人道を立てた。
だから豊かな実りのある国になった。
その後に儒学や仏教が政治のたすけとなった。
しかしそれからその学が蔓延し、ついに天照大神の開国の道が滅んでしまったのである。
たとえば落ち葉が積もり山道を滅してしまうようなものである。
天照大神の開国の道が滅んで、世にあらわれないようになって長い年月が経ってしまった。
私はその落ち葉を拾い、天照大神の開国の足跡を観察して、荒地をひらいて廃国を復興させる方法をつくった。
もし私の方法を使えば、その荒廃を復興させることは難しいことではない。

2010年7月22日木曜日

二宮先生語録1 現代語訳

二宮先生語録
1.この世は最初、混沌であったが、そこから清と濁とが分かれ、自ずから開け天地となった。
月日が流れ、陰と陽とが循環し、寒と暑とが往来して、風や雲や雨や露や雪や霜ができたが、まだ生物が生まれないまま何万年も経った。
これが神世というものであろう。
春と夏に雨が降り、初めて苔が生まれ、秋と冬に雪が降れば枯れ滅んだ。
年々生と滅とが繰り返し、それが土を肥え潤して、草木が生まれた。
そこから虫魚が生まれた。そこから禽獣が生まれた。そこから人類が生まれた。
それかたまた何万年か経った。
小さいものが先に生まれ、その後大きいものが生まれたのであろう。
なぜなら苔が生まれて初めて草が生まれ、草が生まれて初めて竹木が生まれ、
ミミズが生まれて初めてカエルが生まれ、カエルが生まれて初めてヘビが生まれ、
春魚が生まれて初めてイワシが生まれ、イワシが生まれて初めてクジラが生まれ、
雀が生まれて初めてハヤブサ生が生まれ、ハヤブサが生まれて初めてカモメが生まれ、
カモメが生まれて初めてワシが生まれ、
鼠が生まれて初めて猫が生まれ、猫が生まれて初めてヤマイヌが生まれたという事だからである。
このようにして草木、虫魚、禽獣が生まれてから、初めて人類が生まれたのである。
それから人類は草木や虫魚や禽獣を衣食に使い、わずかに飢えと寒さとをしのいだのだが、人道は定まらないまま何万年も経った。
その後聖人が生まれた。
五穀九菜の種をえらんで、湿地を開いて田にし、乾地を開いて畑にし、農業の道を教えた。
そのようにして、五穀が熟し、食物が足りるようになった。
ここにおいて、父子・夫婦・長幼・朋友の道ができて、人道も定まった。
しかし凶暴者がその道をこわし、民に害を与えた。
そこで聖人が衆を率いて、これを懲らしめて農者をまもった。
これにおいて、君臣の道が定まり、五倫の教えが備わったのである。

天地が開け一つの気がその間に満ちたようである。たとえば雨水が水桶に溜まるようなものである。
一つの気が動いて風が生まれ、風が生まれて雲が起き、雲が起きて雨を降らせ、それらが潤すところに苔がまず生まれて万物が順番に生まれるのは、ちょうど水桶にまずボウフラが生まれて、そこから魚が生まれるのと同じである。
一つの気が間に満ちることを神が高天にいるという。
一つの気で万物が生まれるのである。
これを神道という。
これは皇国だけの事ではない。外国もみんなそうである。
だから世界万国も神道で開かれたのである。
周公や、孔子が儒道を称し、釈迦が仏法を説くということはずっと後世のことである。
こうしてみれば、神道は根本で儒・仏は枝葉である。
枝葉に驚いて根本を忘れてはいけない。

二宮先生語録

マスコミなどでは財政破綻というキーワードがよく出てきますが、日本には財政難で苦しんだ時期がたくさんありました。その都度それを立て直す人も出てきました。その中でも私がもっとも好きなのは二宮尊徳翁です。
尊徳翁は著作がほとんどなく、弟子が書いたものが残っています。有名なものは富田高慶の「報徳記」、福住正兄の「二宮翁夜話」、斎藤高行「二宮先生語録」などです。
「報徳記」と「二宮翁夜話」は今でも本屋さんで買ったり、図書館で借りたりできますが「二宮先生語録」はなかなかお目にかかれません。そこでグーグルブックを検索すると全文のPDFが見れますので、これを見て現代語訳に直してみたいと思います。

2010年7月21日水曜日

モノポリーディールであそんでみました

モノポリーディールというカードゲームを偶然トイザらスで見つけたので買ってみました。
モノポリーに出てくるボードウォークやリーディング鉄道などがあって世界観がいいですね。
ルールはモノポリーの特徴である交渉や破産はなく揃えたカードを取り合うというゲームですね。


家族3人でプレイしたのですがかなり盛り上がりました。
子供がすごくモノポリーが好きなので買ってみたのですが、モノポリーとは違って短時間で終わるというのがかなり気に入りました。
以下気に入った点いまいちな点あげてみたいと思います。

気に入った点
・揃えたカードの取り合いが楽しい。
・相手の防御を崩すのが楽しい。
・以外に奥が深い
・短時間で終わる
・モノポリーの世界観が楽しい。
・297円とかなり安い。

いまいちな点
・モノポリーのルールとはまったく違う。
・揃えたカードをごっそり奪う「のっとりカード」が強すぎる。
・二人ではすぐに終わってしまう。

普段子供からモノポリーをしようとせがまれることが多いのですが、プレイ時間が長いのでなかなかできませんでしたが、これなら20分ほどで終わるので手軽に遊べそうで気に入りました。
是非ながく売れつづけて欲しいですね。