2011年1月14日金曜日

シェア 「共有」からビジネスを生みだす新戦略を読みました。

素晴らしい本だと感動しました。
それは今後の社会の中で中核になってくる価値観だと確信したからです。
新興国を中心にして人口が増えて、みんなが資源を使い始めたらどうなるかということについて悲観的なことを言う人もいますが、みんな考えないようにしているように感じていました。
しかしこの本にはその解消法があると感じました。しかも効果が大きくて素晴らしい解決法だと感じました。

物の共有シェアという信頼の連鎖が広がっていけば将来はきっと素晴らしい未来が待っていると本当に感じました。
素晴らしい本です。

最後に最も印象的な部分を引用します。
「買ったものをより有効に利用し、買わなかったものからも何かを得ようとする。物を追い求め続けることで、友人や家族隣人、地球との関係を犠牲にしていることに人々は気づき始めている。」

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二宮先生語録20 現代語訳

20.貧富は分度を守るか、分度を忘れるかにかかっている。
分度を守ってみだりに分内の財を使わなければ、富み栄える。
分度を忘れて他から借りた財を分内に入れれば、貧困に陥る。
負債で自らの分内を補うのは、たとえば石をタライの水に入れるようなものである。
一つ石を入れればその分水が減り、十の石を入れればその石の分の水が減る。百個の石や千個の石を入れればタライの中の水はすべて溢れ、なくなってしまう。
負債が家の財産を減少させるのはこのようである。
貧困に至るだけではなく、ついに家を滅ぼし、身を滅ぼすことになる。用心すべきである。

二宮先生語録19 現代語訳

19.豆腐を買う者は、まず財布からお金を出し、農業をする者は、まず肥溜めから肥えを出す。
そうしなければ、その欲しいものが得られないのだ。
だから衰えた村を復興させようと思えば、村長はまず分を守り節約して余財を差し出すべきである。
滅んだ国を復興させようと思えば、国の君主はまず分度を守り経費を節約して余財を差し出すべきである。
そうしなければ、衰えを復興することができないのである。