2010年11月8日月曜日

デフレの正体をよみました

日本は長い間デフレに苦しんでいますが、これは現役世代が増える毎年減ってリタイア世代が増えることに原因があるそうです。
ここまで具体的な数字をあげて説明してくれた本はありませんでした。とてもいい本だと思います。
原因がわかれば対策もはっきりとして来ます。この高齢化社会を乗り越える力を持っていると思います。
是非乗り越えてアジアの模範となってほしいと思います。

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2010年10月20日水曜日

二宮先生語録18 現代語訳

18.農民が雑草を刈るには、まず鎌を研ぐ。
鎌を研がなければ、雑草は刈ることができない。
砥石は鎌に対して、自ら譲ってその身を削っている。
だから鎌の刃はよく切れるようになり、刈れない草はないのである。
その刈った雑草を米の肥料とするので、秋の収穫は増え、その家は必ず富む。
私の仕法で国を富まし民を安定させるには、必ずまず分度を立てる。
分度が立たなければ、民は安定させることはできない。
国の君主が分度を守るには自ら倹約してその身を節約する。
そこから余財が生まれ、仁がいきわたり、民が安定する。そして荒地が開け田畑が整う。
だから税収は年々増えて、その国が富むのである。

2010年10月14日木曜日

二宮先生語録17 現代語訳

17.城の堀を見ると水が青く、その深さ測りしれない。
この堀が一城を守るのである。しかしその水の源をたどっていけば、細い流れに過ぎない。
その下流もまた同じである。
もしこの堀の水を平地に流してみても、小さい川になるに過ぎない。
要害とするには足らないのである。
堀の水は、細い流れで入り、堀を満たしてまた細い流れで出ていく。
だからいつも満ちて干上がる恐れがないのだ。
私の興国の道も同じである。
君主は国が衰えているときの時の分を守り、分外に生じた財産を分内にいれずに、国を復興させる財源とし、荒地を開き貧民を恵み、衰えた国が復興し税額が元に戻るまで待って、その後に栄えた時と衰えた時の税収の平均に応じて、収入を計算して支出を決め、謹んでその制度を守ったならば、その国は常に富み栄えるであろう。
また衰えるおそれもない。
もし君主が国の衰えた時の分を守ることができず、分外の財産をあわせて分内に入れ、眼前の費用にあて衰えた国が復興し税額が元に戻るまで待つことができなければ、その国ついに衰え滅亡するであろう。
国家が復興したり滅んだり、私の道が成功したり失敗したりするのは、分度を守り税額が元に戻るのを待つことができるか、分度を忘れて税額が元に戻るのを待つことができないかにかかっている。
国の君主はよく堀の水を見て戒めとしなければならない。

2010年10月1日金曜日

二宮先生語録16 現代語訳

16.国の費用を節約するには、収入を計算して支出を節約するのがうまくいく方法である。
今の世は贅沢を競って国の費用が足らなくなっていて、支出を計算して収入を定めている。
そこで重税の取り立てが横行し、民が安定した生活ができなくなっている。
いったん凶作が発生すれば、死亡したり離散したりする。
そして田畑は荒廃し、税は永い間収められなくなる。
古い本に、「四海の人民は困窮している、天の恵みが永遠に続かんことを」とあるのはまさにこのことである。

2010年9月14日火曜日

二宮先生語録15 現代語訳

15.分を定め度を立てることは、私の道の根本である。
分が定まって度を立てれば、分度外の財産が生じる。
ちょうど井戸をほれば、涌水が尽きることなく出てくるのと同じである。
たとえその財産が、少なくても年々分度外に生じれば、国を復興させ民を安定させることができる。
もし分が定まらず度が立たなければ、もし大国をといえども国の費用は足りなくなる。
そして民からの徴税を強化して補い、ついに国家が衰える。
どこに国の復興があろうか。どこに安民があろうか。
戒めなければならないのである。

2010年9月8日水曜日

二宮先生語録14 現代語訳

14.米を茶碗に盛って、棚の隅に置けば立夏になると自然にあふれる。
これは天地の発生の気を感じ、一粒一粒が生きようとする生気が充満するからである。
しかし立秋になれば自然と生気が減少する。
これは天地の粛殺の気を感じ、一粒一粒が生きようとする生気が消えるからである。
わが安民法と税額が増減する事との関係も同じである。
私の仕法を開始して一村に施したら税額は必ず増える。
これは民が感動して農業を勤めるからである。
この時に、国家の分度が立っていなければ私の仕法は役に立たない。
もし私の仕法を廃止すれば税額が必ず減少する。
これは感動が消え、農業を怠るようになるからである。
私の仕法が、分度を立てることを根本とするのはこの理由からである。

2010年9月2日木曜日

二宮先生語録13 現代語訳

13.堯・舜の政治はやわらかで春風のようだった。
その民は賞せられた者はもちろんのこと、罰せられた者も皆豊かになった。
桀・紂の政治はすさまじいい秋風のようだった。
その民は罰せられた者はもちろん賞せられたものも皆逃げた。
私の方法もまた春風のようである。
だから民は感動し、農業に励むのである。そして租額が増えるのである。
たとえば米が立夏になれば生気が充満して升目が増えるようなものであり、立秋になれば生気が消えて升目が減るようなものである。
だから私の方法を施すには、必ずまず国家の分度を立てるのである。よく心得ておかなければならない。